2012年12月

30日

 今年もあんまり更新しないでしまいました。そろそろ閉鎖かとも思いますが、ブログのように閲覧者の対応にあまり気をつかわなくて済むのでこのままでもいいかとも思ったり....。

 定期的に見に来てくれる人もいるようなので来年も続けようかと思います。月イチ位で(ぇー。

 前回更新時から現在までの状況はまあ安定か少し上向いてきた位。仕事は忙しいですが、いくらか余裕も生まれてきたので久しぶりに旅行やサーキットへ走りに行ったりもしました。2台の愛車の調子は良好で、メンテナンスと並行してコツコツ手を加えています。それでは近況まとめて(ちょっと長いけど)。

 (NA、NB)ロードスター用シートとしては決定版かと思われたBRIDEのZIEG3 type-R。ただ調べてみると、元のZIEG3もそれはそれで良さそう....。type-Rとどう違うのか気になったので購入してみました。購入したのはもちろんFRP製。

 シートレールとサイドステーはBRIDEのLFタイプを使用。太腿下のクッションは今回も薄型の物に交換しました。座った感じはやはり似たようなものではありますが、細かい違いがいくつかありました。

 まず脇腹のサポートが減った分、いくらかゆったり座れるようになりました。乗り降りも少しは楽になります。ただでさえ屋根の低い車なのでここは大きいですね。

 背もたれはこちらの方が寝ていて自分好み。type-Rは一段寝かせて固定していましたが、こちらは一番起こして固定しても同じ位。前側は固定穴が2個開いていて、調整幅が広いのも良い所(type-Rは1個)。

 それとtype-Rは取付穴の位置が後ろ寄りで、シートの位置は前寄りになります。NBロードスターで私の身長だと前過ぎになってしまい、いままでは一番後ろまで下げて座っていました。ZIEG3の方はスライド量が十分確保されます。

 シートの好みは人それぞれですが、総合的に見てこの車にはZIEG3の方が合っている気がしました。あと純正シートベルトアンカーはシートに干渉して使い難くなるので、BRIDEのS字ステーの併用がおススメです。

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 雪の季節に入りましたので、今月からシビックの方はスタッドレスタイヤに交換しました。いよいよ4WD車の本領発揮です。そしてロードスターは車庫の中で冬眠に....( ;ω;)。

 お盆の暑かった頃シビックでサーキットに行くことがありまして、初めて走るコースなのでとりあえず講習受けて走れるようにしてきました。その日は一周いくらの料金だったのでちょっとだけ走ってきたのですが、まあ暑くてロクに走れませんでしたね。夏のサーキットナメてました。長袖着てヘルメット被って手袋はめた時点で限界迎えてましたから(´・ω・`)。

 それとその時感じたのがロールの酷さ。公道を走っている時はイケるんじゃないかと思っていたノーマルサスペンションではやはり柔らかすぎで、これだとコースに慣れてもスッキリと走れない気がしました。なので足回りをもう少しハードな設定に変更することが必要になってきたのでした。

 とは言えマイナーな存在であるESシビック用のスポーツサスペンションキットとなると選択肢が少なく、一部の車高調キットかダウンサスを入れるしかありません。ダウンサスではバネしか変わらないし、車高調は調整がメンドいのであんまり好きじゃないんですよね。頻繁にサーキットに行く訳でもないし....。

 そんな時に、インテグラのサスペンションキットが流用可能という情報を入手。要するにシビックタイプR(EP3)とインテグラタイプR(DC5)はシャシーが共通なんですね。んでEP3はEUやESシビックとシャシーが共通だから流用可能と。

 早速、前期型DC5のショックとスプリングを購入。中古品ですが、程度も良くて長く使えそうな物が手に入りました。問題は本当に付くのかどうかですが、結論から言うと付くことは付きます。ただし若干の加工は必要です。

 まずリヤ側ですが、ブッシュの中に入っているカラーの厚みが違います(DC5の方が厚い)。なのでグラインダーで削って厚みを合わせます。またアッパーマウントが付いてこなかったのですが、ESのアッパーマウントが流用できました。

 一方フロント側は無加工で付きました。が、タイロッドエンドのボールジョイントがストラットのケースに合いません(DC5の方が太い)。そこで中古のDC5用タイロッドを購入してタイロッドエンドのみ交換。これで付きました。

 仕上げにフロントタイヤのアライメント調整。特殊な形状のストラットなので、車高が少し変わるとアライメントがかなり狂うのだとか。測ってみると左側のポジキャンが酷く、キャンバーボルト2本を使って何とか調整終了。(足だけ)タイプR完成です。リヤはダブルウイッシュボーンなのでとりあえず省略、と言うか調整機構無いよねこれ。

 車高は純正サスだけあって程よく下がります。背の高い縁石以外はぶつけなくて済みます。地形によってはセンターパイプが擦りやすくなりましたが、そんなに気を使わなくてもいいので助かります。

 乗り心地の方は予想に反して良好。下からの突き上げは大したものではなく、体感ではNBロードスターの純正サスよりも少し柔らかい位じゃないかと思いました。もちろんES純正サスよりはロールが減って安定感は増しますけど。普段の移動にも使う車なので丁度良かったです。サーキットでもなかなか良い感じに周回できたので、しばらくこのセットで走ることにします。

 欲を言えばスタビライザーも流用したい所ですが、メンバーやボディの形状が違うので無理のようです。

 足を固めたら今度は体もきっちり固定したくなります。今まで使っていたリクライニングバケットから、ロードスターから降ろしたZIEG3 type-Rに交換することにしました。

 ロードスターにはLFタイプと言うローマックスシリーズ専用のシートレールがありますが、シビックにはありませんので自作します。まず手持ちのJURAN製シートレールのレール上にあるステーをサンダーで全てカット。そこにLFタイプ用のサイドステーを2セット用意して、」」のように並べて固定します。これでシートをステアリングの真正面に固定できます(他のフルバケやシートレールだと、どうしても右側にオフセットしてしまう)。あとはサイドステーに純正シートベルトアンカーを固定すれば、シビック用LFタイプシートレールの完成。

 車内ではこんな感じ。シートとステアリングのズレは無いし、座面は良い感じに低いです。ロードスターのように屋根が低くないので、思ったより乗り降りは苦になりません。今ではすっかり慣れました。しかしこの車もレーシングカーみたいになってきたな。2台あったら1台は大人しい仕様にするのが普通だろうに....。

 ではまた来年....。

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