2013年10月

31日

 9月はシビックのフロントタイヤに釘が刺さったり、自分の部屋のエアコンの調子が悪くなったりとついてませんでした。しかも釘は側面に刺さったので修理不可。捨てるにはもったいないですが新品と交換することに。エアコンの方は涼しくなってきたしとりあえず来年まで放置....。

 今月はと言うと少し環境が変わりまして、いつまでになるか未定ですが来月から借家暮らしがスタートすることになりました。色々と準備があり忙しいです。住所は実家からそう遠くない所なのですが、今のカーライフにも少なからず影響が出そうな状況。とは言え、車趣味を諦める気は無いし今の2台もまだまだ乗り続けるのでこのHPもまだ続くのであった....。

 この間ロードスターのサクションパイプを交換して調子が良くなったと思っていましたが、上り坂等の高負荷時に僅かにノッキングが出ることが判明。クリーナーをスーパーパワーフローに替えたり色々試してみましたが、やはり改善されず。まあ普通に走っている分には気になる程ではないのですが....。

 吸気系をいじったら排気系もということで、今回は純正エキマニを容量の大きなタイプに交換してエンジン効率を上げてみることにしました。昔乗っていた車でもエキマニ交換でノッキングが改善された経験がありますし、マツダのスカイアクティブエンジンもノッキング対策のためにエキマニの形状に拘ったと聞きます。

 用意した物はインテグラル神戸のJet`sマスタースペックエキゾーストマニホールドリプレスメント(長い)。エキマニフル交換ではなく、4→2のヘッダー部分のみを交換する商品です。カタログを見ると、EGR機構の付いたBP-VEエンジン専用パーツのようです。

 エキマニにEGRの配管の付いた後期型のNBロードスターの場合、他に対応する社外エキマニと言うとマキシムワークス製しか無いようです。ただそちらはスポーツ触媒までセットになっており、お値段は18万円位....('A`)。一方このリプレスメントなら8万円位で手に入るので、「社外エキマニに交換したいけどマキシム買えない」という私にはありがたいパーツ。それと純正触媒を使用するので、ユーザー車検野郎としては安心して使用できます。そこもありがたいですね。

 さて交換作業ですがエキマニ全部を降ろす必要は無く、ヘッダー部分のみを外して交換できます。一番苦労したのはEGRの配管の切り離し。ここの大きなナットがなかなか緩まず時間が掛かりました。潤滑油を吹き付けてからモンキーをガタが無いようにきつく噛ませ、それをハンマーで何度も叩いてようやく緩みました。それとヒーターホースは外さなくても何とかなりますが、オイルレベルゲージのパイプは作業の邪魔になるので外した方が効率的です(ナットを1個緩めれば外れる)。

 またヒーターホースの1本がエキマニに接触する為、そのままでは走れません。取説には配管を曲げろと書いてあるので、ホースバンドの所にくさびを当ててハンマーで叩いて角度を調整。遮熱布でも巻けば曲げなくてもいいのかもしれませんが、私は巻かないので....。

 下の方のフロントパイプとヘッダーを固定しているナットは3個とも緩まず、スタッドボルトの方が緩みました('A`)。その内1本は途中で捻じ切れるし....。再利用しないからいいけど。作業にはユニバーサルジョイントと長いエクステンションが必要。長いスピンナーハンドルか長いラチェットハンドルもあると楽ですね。エンジンを始動させて排ガス漏れが無いのを確認し、作業は何とか完了しました。

 早速試乗してみました。普通に大人しく走る分には特に目立った違いはありませんが、回転数が上昇すると本領を発揮。マニの容量が大きいことに加えて排ガスの流れもスムーズになる為だと思いますが、エンジンの吹け上がりは明らかに良くなっています。結果として回転数の上昇も早く、同じコースでも今までよりも高い回転域で走っているような気がします。最高出力が発生する領域は今までは少し重たく感じていましたが、交換後はレッドゾーン手前まで回したくなる程キレが良くなったように思います。登坂道の高負荷時のノッキングも今のところ発生は無く、交換した甲斐はありました。

 これはけっこうおススメパーツになるかも。

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