2018年

12月30日

 古い日記ページを整理(削除)した。今更読み返すこともないし、あまり拘りがなかったので。ホンダ車編の辺りからは残した。

 DB6のパーツ移植は大体終了。現在は乗り換えに向けた手直しに移行中。

 作業中ひとつ気付いたのがボンネット裏に付いているゴム製クッション。前端付近と左右両端に4個付いているが、これがDB8のカーボンボンネットには付いていない。いくら調整してもボンネットのガタつきが治まらなかったのだが、このクッションが無いことも原因のようだ。

 左右両端の2個は穴の形が複雑なので今回は見送ったが、前端の2個は取り付けられるように凹みがあったので、ドリルで穴を開けて取付けておいた。これでかなりの改善が見られた。

 そしてディストリビューター。これを新品に交換した。走行距離の多いエンジンではここが壊れることがあるようだ。家のDB8は初期型だし、エンジンとミッションをオーバーホールする程走った車。壊れる前に交換しておけば安心だ。

 海外製やリビルト品もあるが、評判は良くないようなので純正品を購入することにした。在庫を確認するとやはりゼロ。まあこの車の場合、それが普通。ちなみに構成部品のいくつかはまだ購入可能だったので、それを使ってある程度のリフレッシュは可能だった。

 98スペック用ならまだ在庫があったので、今回はそっちを購入した。内部パーツの製造メーカーに違いがあるだけで、流用が可能らしい。EKシビックにも使用されている物だから、まあ問題無いのだろう。

 プラグコードとカプラーを抜いてボルト3本を緩めるだけなので、交換作業は簡単。ただ点火時期を調整する必要がある。外す前に合いマークを付けてから交換したが、やはりズレていたのであまり意味が無かった。

 ラジエーターのファンが2回作動するまで暖気した後、自己診断モード(カプラーを短絡)にしてからタイミングライトを当てて調整。冬じゃなくて気温の高い季節にやった方が早く済むなこれは。

 試運転に行きたいところだったが、大雪で断念。続きは来年だ。

12月11日

 最終型のDB6インテグラ(4ドア)を購入した。走行距離が非常に短く、外装はともかく内装の程度が非常に良い。また値段が非常に安いのですぐに飛びついた。もちろんシビックから乗り換えるためではあるが、DB8の内装のリフレッシュにも使える。

 フロアマット、ドアの内張、コンソール、スイッチ、空調制御のサーボモーター等々交換させていただいた。元々内装の状態が悪い車体ではなかったのだが、いくらか見た目が良くなるのは気持ち良い。

 肝心の乗り換えは冬タイヤが無いので多分春から。買ってもいいがシビックの車検もまだまだ残っているので、しばらく休ませることにした。色々と手直しも必要だ。

 この間タイヤを交換したばかりなのだが、インテグラ(DB8)のホイールを15インチに変更することにした。16インチは見た目は良いのだが足回りが重ったるくなるし、やっぱり小径ホイールの方が自分好み。

 ただこの車に合うホイールはPCD114.3の4穴。選択肢は限られる。丁度良く中古のリーガマスターが売られているのを見つけたのでそれに決めた。良いお値段だったが仕方ない。

 かなり昔に発売されてとっくに廃番になってるホイールだ。販売されていた当時はとてもじゃないが手が出せるお値段じゃなかった。自分には無縁なパーツと思っていたが、今こうして自分の手元に来るとは感慨深い。

 今更ながら知ったのだがこのホイールはロシア製で、とんでもない高出力プレスを使用して作られた物なんだとか。故に強度が高く、また写真のように大胆な肉抜き加工が施されており非常に軽い。ワタナベのマグホイールも軽かったけど、それより軽いんじゃないかなこれ。

 インチダウンによってステア操作も若干軽くなったので、ステアリングをもう少し小さな物に変更することにした。

 選んだのはMOMOのINDY。と言っても最新モデルではなく、直径32Φのビンテージ物。一目惚れして購入。グリップは細身で握りやすく、格好いいので気に入った。

 とまぁ古い掘り出し物ばかり購入しております。

9月30日

 先月のDB8。

 ここはパワステオイルのリターンホース。ここも口の所にオイル漏れ跡があり未交換だったので、ホースバンドと共に新品と交換しておいた。

 これまで社外ステアリングは革巻き一筋だったが、シビックのステアリングをウッドタイプに交換してみたところ手触り感が気に入ってしまった。続いてインテグラもウッドタイプに交換してみた。メーカーの分からない安価な中古品だが、まあまあ気に入っている。直径は35Φ。これより小さいと、やはり操作が重い。50ミリのボススペーサーも追加し、しっかり握れるように位置を調整しておいた。

 ダッシュボードにオプションのデジタル時計が付いていたが、発光性能が落ちているのか昼間は数字が見え難い。携帯電話もあるので取り外して純正の蓋を入れておいた。この蓋は新品が出ないので中古品だ。

 ブレーキとアクセルペダルのカバーの純正品に戻した。今まで使用していたブレーキペダルのハイリフトカバーは、やはり踵でのアクセル操作に難があった。アクセルペダルの方は気分で交換。無限のアルミペダルも格好いいが....。

 クラッチペダルの方はペダルストローク量を更に理想に近づける為、ストッパーを交換した。今回はRIGIDの86用を流用。インテグラには軸が細すぎるので、ゴム製のグロメットを入れてから差し込んだ。これで上手く固定できる。厚みも丁度よく、理想的な踏み代にすることができた。

 さていよいよシビックのコンプライアンスブッシュの交換。ノーマル品はすぐ切れてしまう為、今回は無限製の強化タイプを用意した。本来はサーキットを走るDC5とかEP3用のパーツだとは思うが、サスペンションに互換性があるので流用できる。百式とかのは見たことがないので分からん。

 持ってみると軽い。中央の軸と外周部はアルミ製のようだ(ノーマルは鉄で重い)。ゴムは思ったよりも硬い。これだとノーマルよりもかなり動作を抑制するようになるが、果たしてどうなるか。

 調べている内に分かったのだが、ここの(ノーマル)コンプライアンスブッシュは評判が良くない。フロントの接地感が無いとか直進安定性が無いとか良くない評価が目立つ。競技走行の世界での話だとは思うが、確かに思い当たる部分は多い。

 問題の打ち替え作業は工場に依頼した。中古のサスアームとブッシュ、ブッシュに当てるコマを持ち込んで作業を依頼。2か所なので工賃はいくらでもない。安物の油圧プレスは評判が良くないし、使い物にならなかった時に処分するのは大変だ。終わったら持ち帰って現在のアームと交換して完了。

 走らせてみた感想だが、なかなか良い。フロントの逃げが減ると言うか、曖昧な感触が減って限界がつかみ易くなったように感じる。攻める足にするしないに関わらず最初に交換しておいた方がいいんじゃないかなこれ。

7月1日

 2台のホンダ車の調子は良い。忙しくて以前のような時間を割くことはできなくなったが、それでもなんとかメンテナンスを続けながら運転を楽しんでいる。車の状態が良いと自分の状態も良い。

 インテグラのタイヤを195/45R16サイズに替えて走らせていたが、薄いタイヤは乗り心地が悪い(車高調が入っているから仕方ないが....)。扁平率を50に上げることにした。これで計算上は車高が1センチ位上昇する。外径は純正タイヤと同等になる。

 たかが1センチだが、乗り心地は改善。タイヤも衝撃吸収に役立っているのだと実感。

 その他では吸気ホースを新品に交換した。ここはゴム製で、穴が開いていた訳ではないが蛇腹の所に少し亀裂ができていた。

 シビックの方はコンプライアンスブッシュを交換したかったのだが、他に交換を急ぐ所があったので後回しにした。油圧プレスも買わないとできないし。

 バッテリーの電圧が下がりやすくなってきたので交換。純正ではカーナビ無しだと44B20Rが指定だが、ケチって40B19Rにした。カー用品店等で売られている物の中では一番小さいサイズだが、問題無く使用できる。インテグラもこのサイズだし、消費電力の大きい電装品が付いていなければこれでも十分なのだろう。

 容量が小さいのは確かなので、電圧の低下には注意する必要がある。

 リヤからゴムが擦れるような音が出るので多分ブッシュだろうと思ったら、やはり1か所切れていた。左後ろのアッパーアームのブッシュが切れており、アームが中心の軸を削っていた。

 中古のアームと交換することにした。ES2シビック用は検索してもなかなか見つからないが、ストリーム用が使えるし見つけやすい。これはRN7ストリーム用(下側)で、形状が少し異なるが問題なく流用できる。反対側はまだ切れてなかったが、時間の問題なので同じように交換しておいた。

 走行距離は22万キロを突破した。

4月12日

 シビックの方もメンテナンス作業を再開。現在21万キロオーバー。

 久しぶりにミッションオイルを交換。ミッションはホンダ純正のMTFがまだ残っていたのでそれを使用した。交換後は....大きな変化は無いかな。エンジンオイルとフィルターも交換。エンジン下へのオイル漏れは、やはりフィルターが原因だった。ヘッドカバーとオイルパンの滲みは相変わらずだが....。

 上り坂やアクセル全開等、エンジン負荷が増大時のノッキングが気になる(エンジン出力が大きくないので元々そういうものかもしれないが....)。プラグは交換したばかりなので、コイルが弱ってきたのかと思い、交換することにした。新品は高価だし社外品は安価だが性能に不安がある為、使用距離が短い中古品を使用した。劇的な変化はないが、症状は改善されたような気がしないでもない。

 エアクリーナーを外してみると汚れが酷い。これも長いこと交換していなかったので当然だ。新品を取り寄せて交換。これもノッキングの原因になっていたかは不明だが、調子が良くなったような気がする。

 運転席側後部ドアのパワーウインドが急に動かなくなってしまった。下には動くが上には動かない。てっきりレギュレーターのトラブルと思い、中古品を購入して交換したが変化無し。判断を誤った。片方に動くということはレギュレーターが原因ではなく、スイッチか配線に問題がある可能性が高い。ドアヒンジの所で配線を引っ張り出してみると、やはり1本断線を発見。荷物の出し入れで大きく開けることが多いので、けっこうストレスが掛かっていたようだ。もちろん繋いでやれば問題は解消した。

 この間ひび割れを発見した右リヤのドライブシャフトブーツ。やはり切れてしまったので、整備工場に修理を依頼。左側を交換した時は無かったようだが今は分割式ブーツの設定があるようで、今回はそれを使って修理してもらった。費用は安く抑えられるが、問題は耐久性か....。

 インテグラのように、クラッチペダルの遊び調整をやろうと運転席足元に潜ってみたが断念した。近くをステアリングシャフトが通っており、その根元付近が大きく盛り上がった構造になっている。その為、調整部分にあるナットに工具をしっかり当てられない。インテグラの時もけっこう大変だったが、この車ではどのように手を入れれば良いか分からなかった。仕方ないので、汎用のクラッチペダルストッパーを取り付けて踏み代を調整。ペダルの形状の都合でインテグラには合わないパーツだったが、シビックのペダルには上手く付いた。これで操作性が向上する。

 次は長年の懸案事項だった、フロントのコンプライアンスブッシュを交換したい。

3月21日

 今回の冬は雪が多く、インテグラの方はたまにエンジンを掛ける位で動かさない日が多かった。暖かくなってきたのでリフレッシュ作業等を再開。

 まずはサンバイザー。破れは無いのだが少し汚れがあり、動かすとギコギコとスムーズに動かないので交換することにした。新品は廃番なので中古の良品と交換。

 リヤシートのヘッドレスト周辺が日焼けして青色に褪色していたので、ここも中古良品と交換。どうせここも新品は廃番だろう。性能には関係しない部分だが気持ちが良い。

 運転席のバケットシートに擦れ防止のレザーカバーを被せてみた。オークションでこのZIEG3専用品が出ていたの見つけて購入。このシートも廃番になってしまったので大事に使いたいところだ。

 ようやくエンジンの慣らし運転期間が終了した。エンジンオイルとフィルターを交換し、工場から指定された工程は全て完了。試しに高回転域まで回してみたが、淀みなく8千回転まで回ることを確認。オーバーホール前も回ることは回っていたので大きな感動は無いが、ちゃんと動いてくれるので安心した。極端なオイル消費も無い。これからも大事にしようと思う。

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