2019年

11月23日

 DB6に乗り始めてすぐの辺り、この車にもスタビライザーを付けようと思い購入したタイプR用のリヤスタビ。結局そのまま放置されて半年が経過。ようやく取付けまで漕ぎ着けた。

 購入前に確認すれば良かったのだが、サスペンションアームが取り付けられている部分の形状がタイプRとノーマルグレードで異なる。流石はタイプR。その為このスタビはそのままでは取付けができず、放置されることになる。

 ノーマルグレードやEGシビック用の細いスタビはそのまま付くようだが、人気パーツであまり出回らない。タイプRにその細いリヤスタビを付けるとオーバーステア傾向になるのだとか。ジムカーナ用車両で使われるらしい。

 タイプRスタビの取り付けには通販等で売られている社外品のサブフレームを使用する。固定用のボルト穴がタイプRスタビの固定金具と合うので、スタビの台座になる。

 ボディのボルト穴はタップでごみと錆を除去。サブフレームを固定する際、ABSセンサーの配線固定金具が邪魔になるので外しておく。

 フレームの厚みの分、サスアームの固定ボルトの長さが足りないので別のボルトと交換する。このボルトは始め叩き入れるので、先端を削って尖らせる必要がある。

 後はサスアームと共にボディに仮固定。スタビも追加して固定。サスアームにはスタビリンクの取付け穴は開いているが、固定するナットが溶接されていない。適当なナットとボルトを用意して固定する。これで完成。

 配線はぶらつかないようにタイラップで固定しておいた。

 しばらく走らせてみた。タイプRスタビはリヤ用でも並みのフロント用位の太さがあるので、突き上げが酷くならないか心配したが問題なかった。ノーマルサスペンションだから当然か。もちろん旋回中の姿勢安定に大きく貢献してくれるので、個人的には運転しやすくなって満足した。

 フロントスタビも入れてみたくなるが、サスアームを交換する必要があるし、シフトロッドや排気管を外してスタビを通さないといけない。重量が増えるしガチガチに固めるつもりはないので、とりあえず今年はここまで。後はスタッドレスタイヤに交換して冬に備えることになる。

10月27日

 DB8の軽量化はやりたい所は大体終わった。後は不要な配線の撤去位か。

 前から気になっていたパーツを購入。エアバッグを撤去した跡地に付けるカーボントレイ。海外製品。もちろんエアバッグの蓋よりは軽い。裏の出っ張りがエアバッグの穴より小さいので、スポンジテープで隙間を調整しておいた。

 滑り止めシートは必須だが、物置としてまあまあ使える。

 これはオデッセイのハザードスイッチ。インテグラに流用できる....がそれがどうしたという感じの流用。若干軽いし、こっちの方が少し外し易いかな。

 もうひとつ良いものを見つけた。よくある電源取ヒューズなのだが、これは追加のヒューズが根元付近に一体化されている。これを使えば追加ヒューズケースが宙ぶらりんにならないので、よりスッキリと配線が可能になる。これは良い。

 家のDB8は古い車なので、昔ながらのブレードヒューズだ。一方のDB6はミニブレードヒューズ。平成一桁から二桁辺りが切り替わり時期なのか。

 ETC車載機に配線しようと思い、元々のガラス管ヒューズを見たら1A。そんな細いブレードヒューズあるのかと思ったらあるのね。

 DB6の方も助手席エアバックを撤去した。ついでにハーネスやコントロールユニット、固定用のビーム一式も外した。やっぱりこの車はダッシュボードが降ろし易くて良いね。凄くマニアックなアピールポイントだけど....。

9月23日

 これはDB8の方の車内。

 お手入れのためにその都度内装を分解したり戻したりしていたのだが、段々面倒になってくる。なので、試験的にある程度外した状態で固定して、ついでに軽量化も行うことにした。

 シフトレバーブーツのあるセンターコンソールを撤去。その下にある発砲スチロールのパッドと後部座席用の通気管も要らないので撤去。他にグローブボックス、ステアリングコラムカバー、ヒューズボックスの前にあるカバーも外した。

 オーディオデッキのスペースは元々空だったので、固定用のベースフレームも外した。そうなるとボディと接続する台座も不要になる。そしてステアリングハンガーと助手席エアバッグのビーム一式も外す。これはダッシュボードを降ろす必要がある。

 ただここまで外してあれば、ダッシュボードを降ろすところまではもう少し。最初は裏側の配線の処理が面倒だった。結束ポイントをフリーにしてからメーターパネル裏周辺を少しカットして、次からは簡単に降ろせるようにしておいた(頻繁には降ろさないが....)。ステアリングコラムは別のボルトで固定する。ボルト穴に余裕がある為、若干だが左右に位置調整が可能になる。ステアリングが上下に少し振れるようになるが、運転に支障はない。

 中央足元はこのようになった。

 また、乗り心地を改善するためにリヤスタビを外してみた。これはまあまあ効果があった。その代わり、高速コーナーでの安定感に影響を及ぼす可能性はある。

7月21日

 フルノーマルで走行距離が少ない上に、これまで登録を抹消することなく車検を受け続けてきたこのDB6インテグラ。一般的なメンテナンスは行われていたようだ。そのまま乗り続ける予定だが、気持ち良く走らせる上で必要な手直しのみいくつか行った。

 前後の位置調整ができないエアバッグ付ステアリングはすぐ社外品に交換。直径32Φの物も試したが、DB8同様重いので35Φにした。シフトノブも遠いので、オフセット型のエクステンションを追加。いつものクラッチペダルとアクセルワイヤーの遊び調整も完了。これで気持ちの良い操作ができる。

 純正オーディオデッキは2DINのカセットデッキなので、シビックフェリオから降ろした社外品に交換。ETCユニットも取付けた。

 ドアバイザー。購入時は付いていなかった為、中古品を購入して取付けた。新品はどうせ出ないだろう。程度の良い物ではないが、無いよりは良い。

 故障は当分無いだろうと思っていたのだが、パワーウインドに問題発生。後部助手席側の窓が「ガコッ」という音と共に上がらなくなった。

 レギュレーターのスライドレールから樹脂製のローラーが1箇所外れていた。モーターやワイヤーのトラブルではない。どうもレギュレーターとガラスの位置関係が不適切なようで(遠い)、窓を下げるとガラスに引っ張られてレールから外れてしまったようだ。中古のレギュレーターと交換しても状況は変わらず。

 仕方ないのでガラスのスライドレールの位置を調整し、ガラスの固定ボルトにワッシャーを入れて余りストレスが掛からないようにした。しばらく様子を見たが、外れないようなので安心した。

 後は左側のタイロッドエンドブーツが切れていたので新品に交換いておいた。

 さてES2シビックから乗り換えて3ヶ月程運転したみたが、なかなか良い車だ。思っていたより良かった。運転している時の楽しさはES2よりも上。

 もちろん、駆動方式が4WDからFFになり車重が軽くなったところは大きい。エンジンの排気量が100CC増えて若干パワーも上がっている。

 搭載されているZCエンジンは下から必要十分なパワーがあるだけでなく、ノッキングも起こらず上まできれいに回る。ES2のD15Bも気持ちよく回ったが、アクセル開度が大きくなるとノッキングが出やすかった。こちらはそれが無く、アクセル全開での走行がストレス無く楽しめる。

 タイプRと異なり遮音材がしっかり付いているので、エンジン音よりは排気音の方がよく聞こえる。高音と低音のバランスが良い気持ちのいい音で、マフラーを交換する必要がない。

 ミッションはタイプRのようなクロス設定ではないがそこそこ上まで回せるエンジンなので、ギヤを固定したまま息の長い加速が楽しめる。高速にも下道にも合った無難な設定だ。

 現状大きな不満は無い。ひとつ残念なのは前後ともスタビライザーが無い。前だけは付いているだろうと思っていたのだが....。タイプRのベース車なので、流用は可能だろう。

7月14日

 カーボントランク。このようなパーツを気軽に交換できるのもDBインテグラの良い所(DC型だとガラスを貼らないといけない)。その代わりにDC型にはカーボンドアもあるが....。

 程度がまあまあな中古品が売りに出ていたのを見つけたので購入してみた。新品も購入できるが海外からの取り寄せとなるので、2~3ヶ月程度待たされる。値段も高いし。色々と合ってない所が多いのだがそこは海外製品。完璧を求めることはできない。

 交換時に分かったのだが、意外に純正トランクは重かった。リヤスポイラーが載っているとはいえ結構な重量だった。一方こちらはかなり軽く、軽過ぎてトランクを閉めるのに力が要る程。これでは開けた時に勢い良く跳ね上がってしまうので、2本掛かっているテンションスプリングを1本切って外した。これで丁度良くなるが、左右のバランスが悪くなって締まり難くなってしまう。結局2本とも外した。トランクを開けた時のために、適当なつっかえ棒を積んでおけば問題ない。

 更に小僧っぽくなってしまったが、これはオッサンセダンではない。運動性能を高めるパーツは大歓迎だ。あと最近はリヤスポイラーレスのスタイルも気に入っている。

5月13日

 さらばストラットサスペンション(とドラムブレーキ)。

 美しいデザインだと思う。つい高回転高出力エンジンに目が行ってしまう車だが、デザインで買っても良い位だ。

 最終型DB6型インテグラ(5速MT)。グレードはTiをベースにした特別仕様車のハイグラッドスタイルのようだ(と言ってもリヤスピーカーとちょっと良いオーディオデッキ等が付いている位だが)。

 前オーナーはほとんど動かさずに保管してしていたようで、購入時の走行距離は1万キロにも満たない。さすがに外装に劣化や凹みは見られるが、手を加えなくても良い程度。もちろん内装や機関は問題ない。

 純正のキーレスエントリーが付いているが最近の物と比べて有効範囲が極端に狭く、運転席ドアにかなり接近しないと反応しない。文字通りキーレスでエントリーできるだけの物。無いよりはましだが古さを実感させられる。

 現在色々手直し中。大きな仕様変更は行わないつもりだが、社外パーツが色々とあり過ぎて困る。

 (DB8の)運転席パワーウインド、以前から「ギギギ」と音が出て気になっていた。最近では「キーキー」とうるさくなってきたので、ストックしていた新品と交換。音は出なくなった。外したレギュレーターを作動させると問題なく動くので、グリスを塗れば再使用できるかもしれない。保管することにした。

 ちなみにガラスを一旦ドアの外に降ろす必要があり、交換作業は思ったよりも面倒。

 インパクトドライバー。このような便利な工具があるとは知らなかった。アタックドライバーとかショックドライバーという名で売られている物もある。先端をネジに当ててお尻をハンマーで叩くと、中でカムが先端を回してネジが緩む(又は締め付ける)仕組みだ。

 ブレーキローターを固定している皿ネジ。これが固着していて緩まない(ことが多い)。プライヤーでつまむこともできないので一旦ナメ始めるとお手上げだが、インパクトドライバーで叩けば簡単に緩む。出番は少ないだろうが買って良かった。ドリルとエキストラクターで取り除くよりはるかに楽だ。

 クロストルクレンチ。これは以前から気になっていたツールだ。

 中央部分が反動を伴って捻じれるようになっており、名前の通り締め付けトルクを管理することができる(締めすぎを防止できる)。

 ソケット交換も可能で様々なホイールに対応が可能だ。一見重そうに見えるがそうでもない。一般的なクロスレンチの方が重いくらいだ。自宅で使用する場合はもちろんだが、出先でトルク管理をするための車載ツールとしても良いと思う。

4月28日

 暖かくなり雪の心配もなくなった為、シビックフェリオを手放した。忙しくて写真は撮らなかったが、最終的に走行距離は24万キロを超えた。最後まで大きな故障は無くまだまだ走れる状態だったが、次の車両を購入してしまったので仕方がない。名残惜しいがナンバーを外して保管する訳にもいかないので、不要なパーツと共に解体屋に置いてきた。

 この間交換したばかりのカーボンボンネットだが、また交換した。

 クリア塗装に挑戦したのだが艶が上手く出ず、重ね塗りするか業者に依頼するか迷ったのだが結局塗装済み品と交換することにした。小さな物を塗るならともかく、塗装は簡単ではない事を再認識した。

 このように通気口の空いた形状になっている(蓋は無い)。無限製に比べて非常に軽い。その分よく撓る。

 残念なのは(最初に使用していた無限製のように)ボンネットロックの部分にガタが出ること。が良い対策法が分かった。このように細い針金を巻き付けることで隙間が埋まってガタが無くなる。テープを巻く方法もあるが、すぐに切れてしまうので針金が良い。また、ボンネットロックの位置調整やクッションゴムの高さ調整は効果が無いことも分かった。

 これはワイパーユニットを交換するためにカウルトップを外しているところ。このように埃やゴミでかなり汚れている。錆が発生している所もあった。

 外気導入口。スポンジが貼られているのだが、かなり劣化している。掃除機等を使って除去しておいた。

 カウルトップは新品が無いので再利用。固定ピンは買えるので新品と交換した。左のT字型ピンを使用する所は(見た目を気にしないなら)黒いタイラップ留めでも良いような気がする。

2月24日

 DB8を購入した時から気になっていた、カーボンボンネットのガタつき。大分時間が掛かったが、ようやく解決した。解決の決め手となったのはズバリ、

ボンネット交換(ォ。

 これまで色々対策を施してきたが、結局完全にはガタは解消しなかった。クッションゴムの追加や高さ調整。ボンネットロックの位置調整も試みたが解決には至らず。ボンネットロックに問題があるのかと思い、DB6のロックと交換してみたが変わらず。どうしても上下に僅かなガタが残り、そこで共振音が発生してしまう。まあ走行には問題ないし、強化マウントにしてあるのだから仕方ないとも言えるが....。

 これまでと同じスプーンのカーボンボンネットの新品と交換した。ボンピンを追加しなくてもしっかり固定できるので、使い勝手は良いし車検も問題ない。

 交換前の物と詳細に比べることはしなかったが、新品の方は明らかにガタが少ない。交換前よりガッチリと固定される感じ。ボンネット裏のクッションゴムの追加は行わず、ボンネットロックの位置調整をやっただけなのだが問題ない。

 また閉めた時のバンパーやヘッドライトの隙間も若干変化した。交換前は接触する位近かったが、今はそこまで近くない。ロットによって形状に変更があったのかもしれないが、いずれにしても交換した甲斐はあった。

 他にもいくつか交換。

 先日交換したスプールバルブ。もちろん問題発生していないが、やはり油圧センサーのカプラーが気になるので外すことにした。外すと油が漏れるので、このように何かで蓋をする必要がある。

 他車種用のスプールバルブを見ると、このように側面にボルトが付いている物がある(これはCR-Z用)。これが太さ、長さ、ピッチ全て丁度良い。外した油圧センサーと交換しておいた。

 ホルダードアーサッシュ。

 DB8を購入した時からここが切れていた。窓を上げた時にここが押されてストレスが掛かっていたのだろう。走行に影響はないが、乗り降りの際に気になる。新品は在庫無し。DB6の方は切れていないので、そっちと交換しておいた。

 ボルト3本でドアに固定されるが、取付けに若干自由度がある。窓を最高に上げた時に、ガラスが縁ゴムを押さないように調整しておいた。これで切れを防げるはず。

 あとやっぱり32φステアリングは少し重いので、以前のサイズに戻すことにした。ただ以前使用していたウッドステアリングは程度が良くないので別の物にした。これはOBAのウッド、直径約35Φ。これも古い物だろうけど程度は悪くない。ステアリングボスもワークスベル製より軽量な物に交換した。

1月15日

 あけましてインテグラ(挨拶)。

 この間交換したデスビの方は問題無いようだ。ちゃんと回ってる。

 デスビの近くにあるスプールバルブも交換した。ここが壊れるという情報は無いような気がするが、万全を期すために交換。ここも元の品番の物は在庫が無く、互換性のある代替品が送られてきた。

 元の物とは異なり緑色のセンサーカプラーが付いている。油圧を感知する物らしく、この車では使用しないがEGシビックやNSXでは配線が有るようだ。

 初めは気にも留めなかったのだが、(購入した)DB6の方にはかなり大きいサイズ(80B)のバッテリーが搭載されていた。真っ赤だし何だろこれはと確認してみると、あのENEOS VICTORY FORCE SUPER PREMIUMⅡ。高いですよこれは。正確には分からないけど、少なくとも1万数千円~2万円位はするんじゃないかな。

 DB8に載せ替えた。セキュリティが付いている上にたまにしか動かさないので、小さいバッテリーではやはり電圧が下がってしまう(特に冬場は)。これならこまめに充電しなくてもしばらくもつだろう。

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